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近藤 恭弘; 森下 卓俊; 長谷川 和男; 川又 弘史*; 杉村 高志*; 内藤 富士雄*
Proceedings of 26th International Linear Accelerator Conference (LINAC 2012) (Internet), p.972 - 974, 2012/09
J-PARC RFQの最近の進展について報告する。まず、運転中のRFQ(RFQ I)は、震災による長期シャットダウンから復帰した。このRFQは、2008年から放電問題に悩まされているため、バックアップ用のRFQ(RFQ II)を開発中である。このRFQの大電力試験を2012年の4月から行い、定格電力,デューティ(333kW, 3%)で安定に運転できることを確認した。最後に、ビーム電流増強のための新たなRFQ (RFQ III)を製作中である。ビームダイナミクス設計は終了し、60mA, 1.2mm mrad入射で98%の透過率と、最小限のエミッタンスグロースでビームが出射されることをシミュレーションで確認した。第1,第2ユニットまでは、加工が終了しており、最初のユニットのロー付けが9月に予定されている。最後の第3ユニットについては現在加工中である。この論文では、それぞれのRFQの現状について述べる。
丸田 朋史; 池上 雅紀*
Proceedings of 26th International Linear Accelerator Conference (LINAC 2012) (Internet), p.395 - 397, 2012/09
J-PARCリニアックの3MeVビーム輸送区間には、ビームパルスを下流の3GeV Rapid Cycline Synchrotron(RCS)のRF周期に一致した構造に整形するため、RFチョッパーシステムが設置されている。このシステムはRFチョッパー空洞とスクレーパーから構成される。不要なビームはチョッパー空洞により水平方向に偏向を与え、スクレーパーにより除去する。このRFチョッパー空洞を使用し、位相方向ビーム幅の測定手法を考案した。またこのビーム幅測定に、チョッパー上流に設置されたバンチャー空洞の自由度を組合せることにより、縦方向エミッタンス及びTwissパラメータの測定法も考案した。これらの測定方法を3次元particle-in-cellコードによりシミュレーションにより検証した。本論文では測定方法及びシミュレーション結果について説明する。